1/15(金)~1/21(木)に開催されるDIVIDE AND CONQUERのルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。
今年から、flashの終了に伴いページの見た目が変わっています。
- LMIリンク:Home - Logic Masters India
- DIVIDE AND CONQUER コンテストページリンク:https://logicmastersindia.com/live/?contest=M202101P
0. 目次
1. コンテスト概要
1-1. 部門とテーマ
10種類のパズルが全体ルールでつながった、巨大なパズルを解くファンコンテストです。
1-2. 開催期間
日本時間1/15(金)3:30~1/21(木)5:00
1-3. 制限時間と配点
制限時間は150分、満点は1000点です。
10種類のパズル1問ごとに解答を送信でき、1問につき最大100点が与えられます。
また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されます。誤答ペナルティとして、不正解ごとに点数が90%、70%、40%、10%と減っていきます。
2. 各問題のルール
本大会で出題される10種類のルール・アンサーキーを紹介していきます。お手元にインストラクションをご用意ください。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。
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<ルール>
- パズルの盤面が10個与えられます。すべてのパズルは、盤面をいくつかの領域に区切って解くルールになっています。
- すべての盤面には、2つの赤マスと、2つの青マスがあります。この4つの色付きマスの位置は、すべての盤面で同じです。
- 2つの盤面の間に、赤や青の矢印が書かれていることがあります。この時、矢印と同じ色のマスを含む領域の形が、2つの盤面で同じになるようにします(向きも位置も全く同じになります)。
- 2つ以上の色付きマスを含む領域ができても構いません。
<アンサーキー>
- それぞれのパズルについて、左上から右下への対角線、右上から左下への対角線のマスの順に、マスに対応した数字やアルファベットなどを入力。2桁の場合は、一の位を入力。
- (問題には、対角線を表す矢印はないので注意)
1. Tripod Suguru (100点)
- 各領域に、1-n(nは領域の面積)の数字を1つずついれます。
- 同じ数字は、タテヨコナナメに隣り合ってはいけません。
- ただし、領域の形を復元する必要があります。盤面にある黒丸は、そこからちょうど3本の分割線が出ることを表します。
- 黒丸のない頂点からは、分割線は2本以下しか出ません。
- (盤面の辺は分割線に含めます。また、分割線が4本出る頂点は存在しません。)
<アンサーキー>
- 対角線上のマスに入れた数字を入力。
2. Pentominoes (100点)
- 盤面を5マスの領域(ペントミノ)に分割します。
- 同じペントミノ(回転・反転含む)がタテヨコに隣り合ってはいけません。
- 盤面に書かれたアルファベットは、そのマスを含む領域の形を表します。
- (ペントミノ一覧は問題に示されますが、すべてを使うとは限りません。)
<アンサーキー>
- 対角線上のマスを含む領域の形を表すアルファベットを入力。
3. Araf (100点)
- 盤面のいくつかの領域に分割します。すべての領域には、ちょうど2つの数字が含まれます。
- 領域の面積は、この2つの数字の間の数になっていなければなりません。(同じではいけません。)
<アンサーキー>
- 対角線上のマスを含む領域の面積を入力。
4. Yagit (100点)
- すべての領域がOのみ、またはDのみを含むようにいくつかの境界線を引きます。OとDの両方を含んだり、どちらも含まない領域ができてはいけません。
- 境界線は、マスの辺に沿って直進しかできず、黒丸の頂点でのみ曲がることができます。
- 境界線は、黒丸以外の頂点では、お互いに交差できます。
- 境界線は、必ず盤面の辺上の頂点から入り、辺上の頂点から出るように引かなければなりません。
- 境界線が分岐してはいけません。
- すべての黒丸を使用する必要はありません。
<アンサーキー>
- 対角線上のマスを含む領域の面積を入力。
5. Slitherlink [Multiple Loops] (100点)
- 盤面の辺をタテヨコに通る線を引き、いくつかのループを作ります。
- 数字は、周囲4辺のうち、ループが通る辺の数を表します。
- ループは交差してはいけません。また、異なるループが辺や頂点で接してはいけません。
- あるループの内側に別のループができてはいけません。
- 色付きマスはループの内側に入ります。
<アンサーキー>
- 対角線上のマスがループの内側の場合、そのループに囲まれた領域の面積を入力。ループの外側の場合Xを入力。
6. Shikaku (100点)
- 盤面を長方形の領域に分割します。
- 各領域には、数字がちょうど1つ入ります。この数字は、領域の面積を表します。
- ?は1以上の任意の数字を表します。
<アンサーキー>
- 対角線上のマスを含む領域の面積を入力。
7. Heterocut (100点)
- 盤面を3マスから7マスの領域に分割します。
- 盤面に同じ形の領域が現れてはいけません。(回転・反転は同じ形とみなします。)
- 矢印のある辺は領域の境界になり、面積の大きい領域から小さい領域を指すようにします。
<アンサーキー>
- 対角線上のマスを含む領域の面積を入力。
8. Fillomino (100点)
- 盤面をいくつかの領域に分割します。
- 同じ面積の領域がタテヨコに隣り合ってはいけません。
- 領域の数字は、その領域の面積を表します。領域には、初めからある数字がいくつ入っても(入らなくても)構いません。
<アンサーキー>
- 対角線上のマスを含む領域の面積を入力。
9. Spiral Galaxies (100点)
- 盤面をいくつかの領域に分割します。丸の上を境界線が通ってはいけません。
- 全ての領域は、丸をちょうど一つ含みます。
- 領域は、丸を中心とした点対称の形になります。
<アンサーキー>
- 対角線上のマスを含む領域の面積を入力。
10. Star Battle Builder (100点)
- 各行各列各領域に、2つずつ星を入れます。
- 星どうしはタテヨコナナメに隣り合いません。
- ただし、領域の形を復元する必要があります。
- いくつかの境界線は初めから与えられています。
- 余分な境界線が余ってはいけません。
<アンサーキー>
- 対角線上のマスについて、星があればS、無ければXを入力。
3. 競技マナーの確認
- 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。
- コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。
- コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。
以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。
4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト
- インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
- あらかじめ本番のファイル ("Sudoku Booklet") をダウンロードしている。
- プリンターがちゃんと動く。
- プリンターのインクに余裕がある。
- 手元に十分な数の筆記用具がある。
下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。
5. 文責
panista