LMI PR 2021 Episode7 インストラクション和訳

 6/18(金)~6/24(木)に開催されるLMI Puzzle Ramayan 2021 Episode7 (Shading) のルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。  

0. 目次

1. コンテスト概要

1-1. 部門とテーマ

 今回の部門はP(パズル)、テーマは "Shading"です。黒マスを置く問題が出題されます。

1-2. 開催期間

 日本時間6/18(金) 3:30 ~ 6/24(木) 5:00   

 ※変更になる場合があります。

1-3. 制限時間と配点

 制限時間は90分、配点は100点満点です。完答を目指すには1.1点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。  

 尚、制限時間内に全ての問題を解き終えて提出した場合、残り時間(秒)に応じて1.0点/分(=0.01666...点/秒)が加算されます。  

 また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されますが、誤答するとその問題に関しては配点に応じたペナルティがつきます。1度誤答すると配点の90%、そこから同じ問題で誤答する度に、配点の70%、40%、0%の得点しか得られなくなります。アンサーキーの入力ミスに注意しましょう。    

2. 各問題のルールとアンサーキー

 今回出題される全8種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。 

1-3. Norinori (3,2,6点)
  • 太線で囲まれた各領域について、ちょうど2マスを黒マスにします。
  • 全ての黒マスは1x2のカタマリになります。
  • サイズは8x8,8x8,11x11です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。
4-6. LITS (4,4,6点)
  • 太線で囲まれた各領域について、4マスからなるひとつながりの黒マス(テトロミノ)を配置します。
  • 黒マスは全体でひとつながりになります。
  • 同じ形の4マスの黒マスのカタマリ(回転反転は同じものとみなす)が、領域をこえて隣り合ってはいけません。
  • 黒マスは2x2のカタマリになりません。
  • サイズは8x8,10x10,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。
7-9. Heyawake (2,5,8点)
  • 盤面のいくつかのマスを黒マスにします。黒マス同士はタテヨコに隣り合いません。
  • 白マスは全体でタテヨコひとつながりになります。白マスが、タテヨコに連続して2つ以上の太線をまたいではいけません。
  • 領域の数字は、その領域に含まれる黒マスの数を表します。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。
10-12. Kurodoko (2,4,7点)
  • 盤面のいくつかのマスを黒マスにします。黒マスはタテヨコに隣り合いません。
  • 白マスはタテヨコひとつながりになります。
  • 丸のマスは白マスになります。
  • 数字は、そのマスから上下左右に進んで、黒マスか壁にぶつかるまでにたどり着ける白マスの数(丸のマス自身も含む)を表します。
  • サイズは8x8,8x8,11x11です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。
13-15. Kurotto (4,7,8点)
  • 盤面のいくつかのマスを黒マスにします。
  • 丸の中の数字は、そのマスのタテヨコに隣り合う黒マスが含まれる、タテヨコでひとつながりになった黒マスの個数の合計を示します。
  • 丸のあるマスは黒マスになりません。
  • サイズは8x8,8x8,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。

※(コンテストページより)Kurottoの2問目は複数解です。複数ある答えのうちどれを解答しても正解扱いになります。

16-18. Tapa (2,1,4点)
  • 盤面のいくつかのマスを黒マスにします。数字のマスを黒マスにしてはいけません。
  • 黒マスはひとつながりになり、2x2のカタマリができてはいけません。
  • 数字は、その周囲8マスにある黒マスの長さを表します。
  • 2つ以上数字がある場合、その長さだけ続く黒マスの間に、白マスが1つ以上あることを表します。
  • 「?」は、1以上の整数を表します。
  • サイズは8x8,8x8,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。
19-20. Easy As LITS (3,6点)
  • LITSのルールに従います。
  • 外側の文字は、その行・列から見て最も手前にあるテトロミノに対応するアルファベットを示します。
  • サイズは8x8,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。
21-22. Kurotto Connections (4,8点)
  • Kurottoのルールに従います。
  • 丸のタテヨコに隣り合うひとつながりの黒マスのうち少なくとも一つが、1個以上の他の丸とタテヨコに接している場合、その丸は灰色に塗られています。白丸はこの条件を満たしません。
  • サイズは8x8,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。黒マス・白マスの長さが2桁の場合は1の位を入力。

3. 競技マナーの確認

  1. 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。

  2. コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。

  3. コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。

以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。

4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト

  • インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
  • あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
  • プリンターがちゃんと動く。
  • プリンターのインクに余裕がある。
  • 手元に十分な数の筆記用具がある。

下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。

5. 文責

 白岡市