LMI PR 2021 Episode8 インストラクション和訳

 7/16(金)~7/22(木)に開催されるLMI Puzzle Ramayan 2021 Episode8 (Made In India & Evergreens) のルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。  

0. 目次

1. コンテスト概要

1-1. 部門とテーマ

 今回の部門はP(パズル)、テーマは "Made In India & Evergreens"です。インドで考案されたパズルや歴史の深いパズルが出題されます。

1-2. 開催期間

 日本時間7/16(金) 3:30 ~ 7/22(木) 5:00   

 ※変更になる場合があります。

1-3. 制限時間と配点

 制限時間は90分、配点は100点満点です。完答を目指すには1.1点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。  

 尚、制限時間内に全ての問題を解き終えて提出した場合、残り時間(秒)に応じて1.0点/分(=0.01666...点/秒)が加算されます。  

 また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されますが、誤答するとその問題に関しては配点に応じたペナルティがつきます。1度誤答すると配点の90%、そこから同じ問題で誤答する度に、配点の70%、40%、0%の得点しか得られなくなります。アンサーキーの入力ミスに注意しましょう。    

2. 各問題のルールとアンサーキー

 今回出題される全8種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。 

1-3. Balance Loop (2,6,7点)
  • いくつかのマスを通る、交差や枝分かれのない1つのループを作ります。
  • ループはすべての丸を通ります。
  • 白丸では、両側に伸びる線の曲がり角までの長さが等しくなります。
  • 黒丸では、両側に伸びる線の曲がり角までの長さが異なります。
  • 丸の数字は、両側に伸びる線の曲がり角までの長さの合計を表します。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、矢印の方向に進んだ線の長さを順にすべて入力。
4-6. Canal View (1,2,3点)
  • 盤面にタテヨコひとつながりになるように黒マスを置きます。
  • 丸の描かれたマスは黒マスになりません。
  • 丸の中の数字は、そのマスとタテヨコに接する黒マスについて、その方向に伸びる黒マスの個数を表します。
  • 黒マスは2x2のカタマリにはなりません。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。長さが2桁の場合は1の位を入力。
7-9. Regional Loop (4,10,12点)
  • いくつかのマスを通る、交差や枝分かれのない1つのループを作ります。
  • 白丸のあるマスでは、ループは直進します。
  • ループが通過した領域について、ループが曲がる回数は全て同じになります。
  • ループが通らない領域があっても構いません。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、矢印の方向に進んだ線の長さを順にすべて入力。
10-11. Canal View (LITS) (6,6点)
  • Canal Viewのルールに従います。
  • 黒マスをテトロミノに分割できるようにします。
  • 同じテトロミノ(回転・反転したものは同じとみなす)はタテヨコに隣り合いません。
  • サイズは9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、矢印の方向にあるテトロミノに対応したアルファベットを順に入力。テトロミノがない場合は0を入力。
  • 入力するアルファベットは、1つのテトロミノにつき1つとする。
12-14. Yin Yang (2,3,4点)
  • すべてのマスに白丸か黒丸を置きます。
  • 同じ色の丸はタテヨコひとつながりになります。
  • 同じ色の丸が2x2のカタマリになってはいけません。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している白丸・黒丸の長さを順に入力。長さが2桁の場合は1の位を入力。
15-17. Arrows (2,5,7点)
  • 外側の空欄に1つずつ、8方向のいずれかの方向を向く矢印を入れます。矢印は、少なくとも1つの数字のマスを指していなければいけません。
  • 数字は、そのマスを指している矢印の数を表します。
  • サイズは4x4,5x5,6x6です。

<アンサーキー>

  • ナナメ方向の矢印の総数を入力。
18-20. Snake (2,4,6点)
  • タテヨコに進む1マスの幅を持つヘビを書きます。ヘビは、自分自身とタテヨコナナメに接してはいけません。
  • 外側の数字は、その列にあるヘビのマスの数を表します。
  • ヘビの頭と尾は黒マスで与えられてます。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。長さが2桁の場合は1の位を入力。
21-22. Yin Yang (Outside) (3,3点)
  • Yin Yangのルールに従います。
  • 外側の数字は、その行・列にある黒丸の数を示します。
  • サイズは9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行について、連続している白丸・黒丸の長さを順に入力。長さが2桁の場合は1の位を入力。

3. 競技マナーの確認

  1. 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。

  2. コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。

  3. コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。

以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。

4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト

  • インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
  • あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
  • プリンターがちゃんと動く。
  • プリンターのインクに余裕がある。
  • 手元に十分な数の筆記用具がある。

下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。

5. 文責

 白岡市