LMI PR 2022 Episode1 インストラクション和訳

 2/11(金)~2/17(木)に開催されるLMI Puzzle Ramayan 2022 Episode1 (Classics) のルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。  

0. 目次

1. コンテスト概要

1-1. 部門とテーマ

 今回の部門はP(パズル)、テーマは "Classics"です。定番のパズルと、そのバリエーションパズルが出題されます。

1-2. 開催期間

 日本時間2/11(金)3:30:30 ~ 2/17(木)3:29:59   

 ※変更になる場合があります。

1-3. 制限時間と配点

 制限時間は60分、配点は100点満点です。完答を目指すには1.7点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。  

 尚、制限時間内に全ての問題を解き終えて提出した場合、残り時間(秒)に応じて1.0点/分(=0.01666...点/秒)が加算されます。  

 また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されますが、誤答するとその問題に関しては配点に応じたペナルティがつきます。1度誤答すると配点の90%、そこから同じ問題で誤答する度に、配点の70%、40%、0%の得点しか得られなくなります。アンサーキーの入力ミスに注意しましょう。    

2. 各問題のルールとアンサーキー

 今回出題される全8種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。 

1-3. Star Battle (3,7,5点)
  • 各行各列各ブロックに、星を指定された数ずつ置きます。
  • 星どうしは、タテヨコナナメに隣り合いません。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 上の行から順番に、最も左にある星の列に対応する番号を入力。
4-6. Shikaku (2,2,6点)
  • 盤面を長方形の領域に分割します。
  • 各領域には、丸がちょうど1つ入ります。丸の中の数字は、領域の面積を表します。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。 2桁の場合は1の位を入力。
7-9. Skyscrapers (3,6,4点)
  • 各行各列に、1-N(Nは一辺の長さ)の数字を1つずつ入れます。
  • 外側の数字は、内側の数字をビルの高さとした時に、いくつのビルが見えるかを表します(高いビルは、後ろにある低いビルを隠します)。
  • サイズは5x5,6x6,6x6です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、各マスに入る数字を入力。
  • 盤面に、交差や枝分かれのない1つのループを作ります。
  • 数字は、マスの上下左右の四辺のうち、線が引かれる辺の数を表します。
  • サイズは7x7,8x8,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、その方向に進む線の長さを順に入力。 2桁の場合は1の位を入力。線が無い場合は0を入力。
13-15. Slant (3,5,5点)
  • ループができないように、各マスに斜め線を入れます。
  • 丸の中にある数字は、その丸から周囲4マスに伸びる線の数を表します。
  • サイズは7x7,8x8,9x9です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、連続して同じ向きの斜め線になったマスの長さを順に入力。 2桁の場合は1の位を入力。
16-18. Snake (2,4,3点)
  • タテヨコに進む1マスの幅を持つヘビを書きます。ヘビは、自分自身とタテヨコナナメに接してはいけません。
  • 外側の数字は、その列にあるヘビのマスの数を表します。
  • ヘビの長さは盤面の下に示されています。また、ヘビの頭と尾は黒丸で与えられています。
  • 白丸はヘビが通ります。
  • サイズは7x7,8x8,9x9です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、連続する白マス・黒マスの長さを順に入力。2桁の場合は1の位を入力。
19-20. Skylines (7,5点)
  • 隣り合う点を線でつなぎ、全体で1つのループを作ります。
  • 線は枝分かれしたり、交差したりしません。
  • 盤面の内側の数字は、マスの上下左右の四辺のうち、線が引かれる辺の数を表します。
  • ループを構成する直線の長さは、ビルの高さを表します。
  • 盤面の外の数字は、その場所から盤面を見た時に見えるビルの数を示します。数字が0の場合は、その方向から見える線がないことを表します。
  • サイズは8x8,9x9です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、その方向に進む線の長さを順に入力。 2桁の場合は1の位を入力。線が無い場合は0を入力。
21-22. Sus-Shikaku (3,6点)
  • 盤面をタテヨコにつながった領域に分割します。
  • 長方形になる領域には、黒丸の描かれたマスがちょうど1つ入ります。
  • 長方形にならない領域には、白丸の描かれたマスがちょうど1つ入ります。
  • 黒丸・白丸に書かれた数字は、領域の面積を表します。
  • サイズは7x7,9x9です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。 2桁の場合は1の位を入力。

3. 競技マナーの確認

  1. 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。

  2. コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。

  3. コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。

以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。

4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト

  • インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
  • あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
  • プリンターがちゃんと動く。
  • プリンターのインクに余裕がある。
  • 手元に十分な数の筆記用具がある。

下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。

5. 文責

 白岡市