2/18(金)~2/21(月)に開催されるBeginners Contest 5のルールを紹介していきます。LMDの登録方法等についてはLMDのすすめをご覧ください。
0. 目次
1. コンテスト概要
1-1. 部門とテーマ
ビギナー向けのドイツのファンコンテストです。
1-2. 開催期間
日本時間 2/18(金)20:00 ~ 2/21(月)20:00
1-3. 制限時間と配点
制限時間は120分、配点は400点満点です。完答を目指すには3.3点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。同点の場合は、最終送信時間が早い方が上位となります。
2. 各問題のルールとアンサーキー
出題される全5種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。
1-3. Kropki (15/30/45点)
- 各行各列に1-N(Nは一辺の長さ)の数字が1つずつ現れるようにします。
- 隣り合う数字の差が1の場所全てに白丸があります。
- 隣り合う数字の比が2の場所全てに黒丸があります。
- 1と2の間には白丸と黒丸のどちらかがあります。
<アンサーキー>
- 矢印のある行・列について、マスに入った数字を順番に入力。
4-6. Four Winds (ウォールロジック) (10/20/40点)
- 全てのマスに線が通るように、それぞれの数字から、4方向に線を伸ばします。線同士が数字以外の場所で重なったり交差したりしてはいけません。
- 数字は、そこから伸びる線の長さの合計を表します。
<アンサーキー>
- 矢印のある行・列について、マスに入った線が属する数字を順番に入力。数字マスはその数字を入力。
7-9. Blackout Dominoes (10/20/50点)
- いくつかのマスを黒マスにし、残りのマスにドミノを1つずつ置きます。
- 黒マスはタテヨコに隣り合いません。
- タテヨコに隣り合った異なるドミノのマスには、同じ数字が入ります。
- 黒マスは盤面の枠線には接しません。
<アンサーキー>
- 矢印のある行・列について、マスに入った数字を順番に入力。黒マスはXを入力。
10-12. Snake (10/25/45点)
- タテヨコに進む1マスの幅を持つヘビを書きます。ヘビは、自分自身とタテヨコナナメに接してはいけません。
- ヘビは黒マスを通ります。黒丸の中の数字はヘビの頭から数えたときにそのマスを何番目に通るかを表します。
- ヘビの頭のマスと尾のマスは最初から示されています。1と書かれているマスが頭で、最も大きい数字が書かれているマスが尾です。
- 外側の数字は、その行・列にあるヘビが通るマスの数を表します。
<アンサーキー>
- 矢印のある行・列のヘビの通るマスについて、ヘビがそのマスを何番目に通るかを順番に入力。ヘビの通るマスがない場合は0を入力。
13-15. Akari (美術館) (15/25/40点)
- タテヨコに光が伸びる明かりを盤面にいくつか配置し、すべての白マスが光で照らされるようにします。
- 光は黒マスで遮られます。明かりが他の光に照らされてはいけません。
- 数字は、そのマスの上下左右にある明かりの数を表します。
<アンサーキー>
- 上の行から順番に、最も左にある明かりの列番号を入力。明かりがない場合は0を入力。
3. 競技マナーの確認
複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。
コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。
コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。
以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。
4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト
- インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
- あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
- プリンターがちゃんと動く。
- プリンターのインクに余裕がある。
- 手元に十分な数の筆記用具がある。
下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。
5. 文責
白岡市民