LMI PR 2022 Episode3 インストラクション和訳

 4/8(金)~4/14(木)に開催されるLMI Puzzle Ramayan 2022 Episode2 (Regions & Evergreens) のルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。  

0. 目次

1. コンテスト概要

1-1. 部門とテーマ

 今回の部門はP(パズル)、テーマは "Regions & Evergreens"です。領域を分けるパズルや歴史の深いパズルが出題されます。

1-2. 開催期間

 日本時間4/8(金)3:30:30 ~ 4/14(木)3:29:59   

 ※変更になる場合があります。

1-3. 制限時間と配点

 制限時間は60分、配点は100点満点です。完答を目指すには1.7点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。  

 尚、制限時間内に全ての問題を解き終えて提出した場合、残り時間(秒)に応じて1.0点/分(=0.01666...点/秒)が加算されます。  

 また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されますが、誤答するとその問題に関しては配点に応じたペナルティがつきます。1度誤答すると配点の90%、そこから同じ問題で誤答する度に、配点の70%、40%、0%の得点しか得られなくなります。アンサーキーの入力ミスに注意しましょう。    

2. 各問題のルールとアンサーキー

 今回出題される全8種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。 

1-3. Five Cells (4,8,10点)
  • 盤面を5マスの領域に分割します。
  • 数字は、そのマスの4つの辺のうち、いくつに線が引かれるかを表しています。盤面の境界は数に含みます。
  • サイズは5x6,8x10,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。2桁の場合は1の位を入力。
4-6. Sashigane (2,4,7点)
  • 盤面を幅1マスのL字型の領域に分割します。
  • 丸は、領域の角になります。丸の中の数字はその領域の面積を表します。
  • 矢印は、領域の端になります。矢印の方向にL字型の角があります。
  • サイズは8x8,10x10,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。2桁の場合は1の位を入力。
7-9. Double Choco (5,4,11点)
  • 盤面をいくつかの領域に分割します。
  • 各領域は、白マスと灰マスのカタマリが1つずつつながったものになります。
  • 領域内の白マスと灰マスの形と大きさは、回転反転を許して同じになります。
  • 数字は、それを含む領域に含まれる、白マスおよび灰マスの面積を表します。
  • サイズは8x8,10x10,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。2桁の場合は1の位を入力。
10-12. Shakashaka (2,1,2点)
  • 盤面の白マスのいくつかに、黒の三角形を配置します。
  • 黒の三角形を配置した後の盤面の白い領域は、全て長方形か正方形になっていなければなりません。
  • 数字は、そのタテヨコ4マスに配置される黒の三角形の数を表します。
  • サイズは9x9,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、そのマスが含まれる白い領域の面積を入力。黒の三角形が入るマスは通常の白マスの半分として計算する。ヒントマスは0を入力。
13-15. Hitori (2,6,7点)
  • いくつかの数字を黒く塗り、同じ数字が列や行に2度以上現れないようにします。
  • 黒マスはタテヨコに隣り合わず、塗られなかったマスはタテヨコひとつながりになります。
  • サイズは6x6,7x7,8x8です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、連続している黒マス・白マスの長さを順に入力。
16-18. Easy as ABC (2,1,6点)
  • 各行各列に指定されたアルファベットを1つずつ入れます。
  • アルファベットが入らないマスがあっても構いません。
  • 外側のアルファベットは、その方向で最も手前にあるアルファベットを表します。
  • サイズは5x5,5x5,6x6です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、アルファベットが入ったマスはそのアルファベットを、アルファベットが入らなかったマスはXを入力。盤面外側のヒントは無視する。
19-20. Five Cells (Skyscrapers) (1,3点)
  • Five Cellsのルールに従います。
  • 連続して同じ領域に入ったマスの長さを、ビルの高さとします。
  • 盤面外側の数字は、その場所から盤面を見た時に見えるビルの数を示します。
  • ビルは、後ろにある自分より低いビルと、自分と同じ高さのビルを隠します。
  • サイズは5x6,5x6です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。2桁の場合は1の位を入力。
21-22. Easy as ABC (Position) (3,9点)
  • 各行各列に指定されたアルファベットを1つずつ入れます。
  • アルファベットが入らないマスがあっても構いません。
  • 外側のアルファベットと数字は、その数字をXとしたとき、その方向にあるX番目のアルファベットを表します。
  • サイズは5x5,6x6です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、アルファベットが入ったマスはそのアルファベットを、アルファベットが入らなかったマスはXを入力。盤面外側のヒントは無視する。

3. 競技マナーの確認

  1. 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。

  2. コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。

  3. コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。

以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。

4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト

  • インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
  • あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
  • プリンターがちゃんと動く。
  • プリンターのインクに余裕がある。
  • 手元に十分な数の筆記用具がある。

下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。

5. 文責

 白岡市