LMI PR 2023 Episode5 インストラクション和訳

 4/7(金)~4/15(土)に開催されるLMI Puzzle Ramayan 2023 Episode5 (Casual & Word) のルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。  

0. 目次

1. コンテスト概要

1-1. 部門とテーマ

 今回の部門はP(パズル)、テーマは "Casual & Word"です。カジュアルと呼ばれるシンプルなルールのパズルと、言葉を使ったパズルが出題されます。

1-2. 開催期間

 日本時間4/7(金)5:00:01 ~ 4/15(土)3:29:59   

 ※変更になる場合があります。

1-3. 制限時間と配点

 制限時間は60分、配点は100点満点です。完答を目指すには1.7点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。

 尚、制限時間内に全ての問題を解き終えて提出した場合、残り時間(秒)に応じて1.0点/分(=0.01666...点/秒)が加算されます。

 また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されますが、誤答するとその問題に関しては配点に応じたペナルティがつきます。1度誤答すると配点の90%、そこから同じ問題で誤答する度に、配点の70%、40%、0%の得点しか得られなくなります。アンサーキーの入力ミスに注意しましょう。    

2. 各問題のルールとアンサーキー

 今回出題される全8種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。 

1-3. Arithmetic Square (4,3,9点)
  • 1から9(3問目は1から16)の数字をマスに1つずつ入れ、全ての等式が成り立つようにします。
  • 計算は、左から右、上から下の順番で行いません。掛け算と割り算は優先しません。
  • 式全体や途中式の計算結果が負の値になることはありますが、分数になることはありません。
  • サイズは3x3,3x3,4x4です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、マスに入った数字を入力。2桁の場合は1桁目を入力。
4-5. Curve Data (2,4点)
  • 盤面のすべてのマスを通るように、いくつかの図形を描きます。
  • 図形は、マスの中央をタテヨコに通る線からなります。
  • 図形は必ず1つの記号を含みます。記号は、その図形の曲がり方や線同士のつながり方を表しています。
  • 図形は回転したり反転したりしてはいけません。
  • 各線分の長さは示されていません。
  • 注:Penpaで解く場合、図形の正確な形はPuzzle Bookletを参照してください。
  • サイズは6x6,8x8です。

<アンサーキー>

  • 全ての列について、左から順に、その列を通る図形の数を入力。
6-7. Shortest Distances (3,4点)
  • 盤面の長方形の枠に一つずつ、リストにある単語を入れます。
  • いくつかの単語のペアについて、単語間の最短距離が示されています。
  • 距離は、黒丸と黒丸の間の長さを1として数えます。

<アンサーキー>

  • 1からN(Nは最も大きい数字)の順に、各長方形に入る単語の頭文字を入力。
8-9. Mastermind (10,6点)
  • 表出している文字列の横にある白丸と黒丸の情報から、答えの文字列を当てます。
  • 黒丸は、正しい位置にある文字の数を表します。白丸は、答えに含まれるが位置が異なる文字の数を表します。
  • 表出している文字列や答えの文字列には同じ文字が複数含まれることがあります。
  • 表出している文字列で2回以上出てきた文字が、答えの文字列では1回しか出てこなかった場合、1つの丸で表されます。
  • 表出している文字列で1回しか出てこなかった文字が、答えの文字列では2回以上出てくる場合も、1つの丸で表されます。
  • ある文字が黒丸と白丸の両方に該当する場合、黒丸で表されます。

<アンサーキー>

  • 答えの文字列を入力。
10-11. Easy As Snake (7,3点)
  • 1マスの幅のヘビを盤面に配置します。ヘビの頭と尾のマスは不明です。
  • ヘビは自身とタテヨコナナメに接してはいけません。
  • ヘビは、問題に示された文字列からなります。ヘビの頭から文字を読んだ時に、与えられた文字列が順番に出てくるようにします。
  • 外側の文字は、その方向の最も手前にある文字を表します。
  • サイズは6x6,7x7です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、その方向から見て2番目にある文字を入力。文字が1個以下の行・列は0を入力。
12-14. Word Search (2,5,5点)
  • リストにある単語を盤面から探してください。単語は、タテヨコナナメの8方向に一直線に読むことが出来ます。
  • 空白のマスには、任意の文字を入れることが出来ます。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 全ての列について、左から順に、その列を通る単語の数を入力。
15-16. Word Labyrinth (2,5点)
  • 盤面に、渦巻きの外側から内側に向かうように、指定された単語を全て入れます。
  • 同じ単語の文字は連続したマスに入れ、異なる単語の文字の間には空白マスが一つ以上なければなりません。
  • 各行・各列に同じ文字が入ってはいけません。
  • いくつかの文字は最初から入っています。
  • サイズは8x8,9x9です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、マスに入った文字を入力。文字の入らないマスや黒マスは無視する。文字が全く入らない行・列は0を入力。
17-18. Scrabble (3,3点)
  • 全ての指定された単語が一度ずつ現れるように、盤面に文字を入れます。
  • 単語は上から下、左から右に読めるようにします。
  • 全ての文字はひとつながりになります。
  • 盤面に、リストにない2文字以上の単語が現れてはいけません。
  • 灰色マスには文字は入りません。
  • いくつかの文字について、その位置がすべて与えられています。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、マスに入った文字を入力。文字の入らないマスや黒マスは無視する。文字が全く入らない行・列は0を入力。
19-20. Word Worms (5,4点)
  • 同じ文字がタテヨコに隣り合わないように、盤面の全てのマスに文字を入れます。
  • 単語の最初の文字のマスから最後の文字のマスまでタテヨコに文字を拾うと、リストの単語が一度ずつ現れるようにします。
  • 文字のマスはちょうど1つの単語に使われます。
  • いくつかの文字は最初から入っています。そのうち、丸のついている文字は、単語の最初の文字にはなりません。丸のついていない文字は単語の最初の文字になります。単語の最初の文字のマスは全て示されています。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、マスに入った文字を入力。文字の入らないマスや黒マスは無視する。文字が全く入らない行・列は0を入力。
21-22. Word Nurikabe (4,7点)
  • 盤面のいくつかのマスを黒マスにします。黒マスはタテヨコひとつながりになるようにします。
  • 黒マスは2x2のカタマリになりません。
  • 残りの全ての白マスに一文字ずつ文字を入れます。
  • 白マスのカタマリには、盤面に書いてある文字がそれぞれ1つずつ入ります。
  • 全ての白マスのカタマリの一方の端からもう一方の端までタテヨコに文字を拾うと、リストの単語が一度ずつ現れるようにします。
  • 異なる単語はタテヨコに隣り合いません。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、マスに入った文字を入力。文字の入らないマスや黒マスは無視する。文字が全く入らない行・列は0を入力。

3. 競技マナーの確認

  1. 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。
  2. コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。
  3. コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。

以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。

4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト

  • インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
  • あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
  • プリンターがちゃんと動く。
  • プリンターのインクに余裕がある。
  • 手元に十分な数の筆記用具がある。

下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。

5. 文責

 白岡市