6/5(金)~6/8(月)に開催されるBeginners Contestのルールを紹介していきます。LMDの登録方法等についてはLMDのすすめをご覧ください。
0. 目次
1. コンテスト概要
1-1. 部門とテーマ
ビギナー向けのドイツのファンコンテストです。
1-2. 開催期間
日本時間 6/5(金)19:00 ~ 6/8(月)19:00
1-3. 制限時間と配点
制限時間は90分、配点は400点満点です。完答を目指すには4.4点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。同点の場合は、最終送信時間が早い方が上位となります。
2. 各問題のルールとアンサーキー
出題される全5種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。
1-3. Nurikabe (10/20/40点)
- いくつかのマスを黒マスにします。黒マスはタテヨコひとつながりになり、2x2のカタマリになってはいけません。
- 白マスのカタマリには必ず1つだけ数字が含まれます。この数字は、白マスのカタマリの面積を表します。
<アンサーキー>
矢印のある行について、横に連続して存在する黒マスの長さを順に全て入力。
4-6. Doppelblock (10/30/50点)
- 各行各列に、1からN-2(Nは一辺の長さ)の数字が1つずつ、黒マスが2つ表れるようにします。
- 外側の数字は、その列で黒マスに挟まれた数字の合計を表します。0は黒マスが隣り合っていることを表します。
<アンサーキー>
矢印のある行の中身を入力。黒マスは0を入力。
7-9. Angler (10/20/30点)
- 外側の数字からタテヨコに線を伸ばし、魚までの線を引きます。異なる魚は異なる数字とつながります。
- 外側の数字は、魚までに伸ばした線の長さを表します。
- すべてのマスに線が通ります。
<アンサーキー>
上の列の最も左の数字から時計周りに、数字から伸びる線が曲がった回数を順番に入力。
10-12. Rigionale Polyominos (15/25/60点)
- 与えられた図形を1つずつ、タテヨコナナメに隣り合わないように盤面に入れます。図形は回転・反転させてかまいません。
- 各領域には1つずつ図形が入り、図形は領域をまたいではいけません。
- 使用する図形は、10,11がテトロミノ5種類、12がペントミノ12種類です。
<アンサーキー>
矢印のある行に入った図形に対応するアルファベットを左から順に入力。図形が一つも入らない行についてはEを入力。
13-15. Shikaku (15/25/40点)
- 盤面を長方形の領域に分割します。
- 各領域には数字が1つ入り、数字は領域の面積を表します。
<アンサーキー>
矢印のある行について、同じ領域に入ったマスの長さを順に左から入力。
3. 競技マナーの確認
複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。
コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。
コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。
以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。
4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト
インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
プリンターがちゃんと動く。
プリンターのインクに余裕がある。
手元に十分な数の筆記用具がある。
下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。
5. 文責
panista