LMI PR 2020 Episode6 インストラクション和訳

 6/19(金)~25(木)に開催されるLMI Puzzle Ramayan 2020 Round6 (MII and Regions) のルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。  

0. 目次

1. コンテスト概要

1-1. 部門とテーマ

 今回の部門はP(パズル)、テーマは "MII and Region"です。インドで考案されたパズル(Made in India)と、領域に分けるパズルが出題されます。

1-2. 開催期間

 日本時間6/19(金) 18:30 ~ 25(木) 3:30   

 ※変更になる場合があります。

1-3. 制限時間と配点

 制限時間は90分、配点は100点満点です。完答を目指すには1.1点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。  

 尚、制限時間内に全ての問題を解き終えて提出した場合、残り時間(秒)に応じて1.0点/分(=0.01666...点/秒)が加算されます。  

 また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されますが、誤答するとその問題に関しては配点に応じたペナルティがつきます。1度誤答すると配点の90%、そこから同じ問題で誤答する度に、配点の70%、40%、0%の得点しか得られなくなります。アンサーキーの入力ミスに注意しましょう。    

2. 各問題のルールとアンサーキー

 今回出題される全8種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。 

1-3. Turnkey(1,2,4点)
  • 丸のマスから一本ずつ線を伸ばします。線同士は交差してはいけません。
  • すべての線は丸のマスを含めて3マス以上になるようにします。
  • 数字は、そこから伸びる線が曲がる回数を表しています。
  • すべてのマスに線が通るようにします。
  • サイズは5x5,6x6,6x6です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある列について、連続して同じ線に属するマスの数を左(上)から順に入力。
4-6. Rangoli(1,4,5点)
  • 各行各列に、R,A,N,Gが同じ回数表れるように文字を入れます。
  • 太線で囲まれた2x2の領域には、RANGがこの順番で時計周り、あるいは反時計周りに入ります。
  • 色のない領域ではRANGの入る向きはすべて同じです。灰色の領域ではRANGの入る向きが色のない領域と逆になります。
  • 同じ文字がタテヨコに隣り合ってはいけません。
  • サイズは4x4,8x8,8x8です。

<アンサーキー>

  • 矢印の列に入れた文字を順に入力。  
7-9. Rassi Silai(2,7,5点)
  • すべての領域の中に、領域内のすべてのマスを1度ずつ通る線を引きます。
  • すべての線の両端に丸を置きます。丸同士は、タテヨコナナメに隣あってはいけません。
  • 線は、領域内の太線をまたいではいけません。
  • 領域内の数字は、領域の線が曲がる回数を表しています。
  • 灰色のマスには線は引きません。
  • サイズは8x8,8x8,9x9です。

<アンサーキー>  

  • 上の行から順番に、一番左に丸が入った列の番号を入力。
10-11. 3D Rassi Silai (3,4点) 

[基本ルール] Rassi Silai

  • 盤面が立方体の表面で与えられています。
  • サイズは4x4x4,4x4x4です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある列について、連続して同じ線に属するマスの数を左から順に入力。  
12-14. Sashigane (さしがね)(4,3,5点)
  • 盤面をL字型の領域に分割します。
  • 丸は、領域の角になります。数字はその領域の面積を表します。
  • 矢印は、領域の端になります。矢印の方向にL字型の領域ができるようにします。
  • サイズは8x8,8x8,10x10です。

<アンサーキー>  

  • 矢印のある列について、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。  
15-17. Five Cells (ファイブセルズ)(1,4,13点)
  • 盤面を5マスの領域に分割します。
  • 数字は、そのマスの4つの辺のうち、いくつに線が引かれるかを表しています。盤面の境界は数に含みます。
  • サイズは5x5,5x8,8x10です。

<アンサーキー>  

  • 矢印のある列について、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。
18-20. Pentominous(1,10,6点)
  • 盤面を5マスの領域(ペントミノ)に分割します。
  • 同じ形(回転反転含む)の領域はタテヨコに接してはいけません。
  • アルファベットは、そのマスが含まれるペントミノの形を表しています。
  • すべての形のペントミノを使うとは限りません。黒マスはどのペントミノにも使いません。
  • サイズは5x5,9x9,10x10です。

<アンサーキー>  

  • 矢印のある行のすべてのマスについて、そのマスが含まれる領域の形に対応したアルファベットを順に入力。  
21-22. Pentominous Borders(2,13点)
  • 盤面を5マスの領域(ペントミノ)に分割します。
  • 同じ形(回転反転含む)の領域はタテヨコに接してはいけません。
  • いくつかの境界線は最初から引かれています。
  • すべての形のペントミノを使うとは限りません。黒マスはどのペントミノにも使いません。
  • サイズは5x5,10x10です。

<アンサーキー>  

  • 矢印のある行のすべてのマスについて、そのマスが含まれる領域の形に対応したアルファベットを順に入力。

3. 競技マナーの確認

  1. 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。

  2. コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。

  3. コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。

以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。

4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト

  • インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。

  • あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。

  • PCにAdobe Flash Player が入っている。

  • プリンターがちゃんと動く。

  • プリンターのインクに余裕がある。

  • 手元に十分な数の筆記用具がある。

下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。

5. 文責

 panista