LMI PR 2022 Episode6 インストラクション和訳

 6/17(金)~6/23(木)に開催されるLMI Puzzle Ramayan 2022 Episode6 (MII & Object Placement) のルールを紹介していきます。LMIの登録方法等についてはLMIのすすめをご覧ください。  

0. 目次

1. コンテスト概要

1-1. 部門とテーマ

 今回の部門はP(パズル)、テーマは "MII & Object Placement"です。インドで考案されたパズルや、物体を配置するパズルが出題されます。

1-2. 開催期間

 日本時間6/17(金)3:30:30 ~ 6/23(木)3:29:59   

 ※変更になる場合があります。

1-3. 制限時間と配点

 制限時間は60分、配点は100点満点です。完答を目指すには1.7点/分のペースで問題を解いていくことになります。ペース配分の参考にしてください。  

 尚、制限時間内に全ての問題を解き終えて提出した場合、残り時間(秒)に応じて1.0点/分(=0.01666...点/秒)が加算されます。  

 また、本コンテストではInstant Gradingが採用されており、解けた問題のアンサーキーを送信するとすぐに正誤が判定されますが、誤答するとその問題に関しては配点に応じたペナルティがつきます。1度誤答すると配点の90%、そこから同じ問題で誤答する度に、配点の70%、40%、0%の得点しか得られなくなります。アンサーキーの入力ミスに注意しましょう。    

2. 各問題のルールとアンサーキー

 今回出題される全8種類のルールとアンサーキーを紹介していきます。インストラクションはコンテストページからダウンロードできます(冒頭のリンク参照)。 

1-3. Balance Loop (1,3,10点)
  • いくつかのマスを通る、交差や枝分かれのない1つのループを作ります。
  • ループはすべての丸を通ります。
  • 白丸では、両側に伸びる線の曲がり角までの長さが等しくなります。
  • 黒丸では、両側に伸びる線の曲がり角までの長さが異なります。
  • 丸の数字は、両側に伸びる線の曲がり角までの長さの合計を表します。
  • サイズは7x7,10x10,11x11です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、矢印の方向に進んだ線の長さを順にすべて入力。矢印の方向に進んだ線がない場合は0を入力。
4-6. Heterocut (4,9,3点)
  • 盤面をいくつかの領域に分割します。領域はすべて異なる形になります。
  • 領域の面積の範囲は問題ごとに指定されています。矢印は、より面積の大きい領域を指すようにします。
  • 黒マスはどの領域にも含まれません。
  • サイズは6x6,7x7,8x8です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、連続して同じ領域に入ったマスの長さを順に入力。黒マスは無視する。
7-9. Consecutive Quads (4,10,6点)
  • 各行各列に、1-N(Nは一辺の長さ)の数字を1つずつ入れます。
  • 白丸は、周囲4マスの数字の中に、1つ違いの数字の組がちょうど1組だけあることを表します。
  • 黒丸は、周囲4マスの数字の中に、1つ違いの数字の組が2組以上あることを表します。
  • サイズは5x5,6x6,6x6です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、マスに入った数字を入力。
10-12. Akari (1,2,2点)
  • タテヨコに光が伸びる明かりを盤面にいくつか配置し、すべての白マスが光で照らされるようにします。
  • 光は黒マスで遮られます。明かりが他の光に照らされてはいけません。
  • 数字は、そのマスの上下左右にある明かりの数を表します。
  • サイズは8x8,9x9,11x11です。

<アンサーキー>

  • 上の行から順番に、その行に入った明かりの個数を入力。
13-15. Minesweeper (1,5,3点)
  • 盤面のいくつかのマスに爆弾を置きます。数字のマスには爆弾は置かれません。
  • 数字は、周囲最大8マスに存在する爆弾の数を表します。
  • "?"は0以上の数を表します。
  • サイズは7x7,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 上の行から順番に、その行に入った爆弾の個数を入力。
16-18. Polyominoes (6,3,4点)
  • 与えられたポリオミノのセットを1つずつ盤面に配置します。ポリオミノは反転・回転させて構いません。
  • ポリオミノ同士はタテヨコナナメに接しません。
  • ポリオミノは"X"の書かれたマスには入りません。
  • 外側の数字は、その行・列でポリオミノになったマスの数を表します。
  • サイズは8x8,9x9,10x10です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、入ったポリオミノに対応するアルファベットを入力。ポリオミノが入らなかった場合は0を入力。
19-20. Balance Loop [Unequal Lengths] (3,6点)
  • Balance Loopのルールと以下の追加ルールに従います。
  • 隣り合う線の長さが同じになってはいけません。
  • サイズは8x8,9x9です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、矢印の方向に進んだ線の長さを順にすべて入力。矢印の方向に進んだ線がない場合は0を入力。
21-22. Polyominoes [Minesweeper] (6,8点)
  • 与えられたポリオミノのセットのうちいくつかを盤面に配置します。ポリオミノは反転・回転させて構いません。
  • ポリオミノ同士はタテヨコナナメに接しません。
  • 同じポリオミノを2回以上置いてはいけません。
  • 数字は、周囲最大8マスに存在するポリオミノのマスの数を表します。
  • サイズは10x10,13x13です。

<アンサーキー>

  • 矢印のある行・列について、左・上から順に、入ったポリオミノに対応するアルファベットを入力。ポリオミノが入らなかった場合は0を入力。

3. 競技マナーの確認

  1. 複数のアカウントを使って同一のコンテストに2回以上参加しない。

  2. コンテスト中に他人・ソルバーの力を借りて解答しない。

  3. コンテスト期間中は、自分の参加が終わっていても問題や自分の得点に関する情報を発信しない。

以上のマナーを守ってコンテストに参加しましょう。

4. おまけ:コンテストを始める前のチェックリスト

  • インストラクションを読み、全てのルールとアンサーキーの形式について理解している。
  • あらかじめ本番のファイル ("Puzzle Booklet") をダウンロードしている。
  • プリンターがちゃんと動く。
  • プリンターのインクに余裕がある。
  • 手元に十分な数の筆記用具がある。

下の3つについては確認を忘れがちですが、しくじると競技中に無駄なストレスを抱えてしまうので、しっかり環境を整えておきましょう。

5. 文責

 白岡市